洋楽のレビューの翻訳で勉強

英語嫌いだけど、好きな洋楽で英語を勉強します

Blur 1996年までの作品全解説 アルバム編 Q Magazine 1996年 3月号 試訳

Everything's Going Jackanory 

 

LEISUER

ヒットしそうで、しなさそうで、スマッシュヒットとなって…というシーンの中、高い期待にかけられたバンドの中心的存在のリリース作は、部分的にいいものがあるが、プロデューサーたちの寄せ集めは、不安定さを残しているといえる。漠然とした楽しめないギターポップスと不釣り合いな薄気味悪さの混ぜ合わせである。トップ10入りと明るいパッケージは関心を惹きつけるが、Leisureは全体としてそれらが機能していない。ブラーは今はダメかもしれない。(45sのコンサートに出たとはいえども)必要なのか再考すべきだ。

5点中2点

ベストトラック:sing

 

MODERN LIFE IS RUBBISH

短期間のチャート入り(最高15位、3週で圏外)というのは、テクニカルな陽気さと批評の転換期のアルバムであるということが判明したというテーマ性の一致の描写をし損ねてしまった。郊外に住む人たちの不快感(家族で集まり、テーブルを囲んで食べて、満足して寝る)という歌詞への興味、活発なチューンやばかげたインスト曲は初期より改善されているし、散髪してすっきりしたのはブラーの新しいスタンダードとなった。

4点

ベストトラック:For tomorrow

 

PARKLIFE

”イギリスのイメージ”は、現代生活が囚人なみの犬のレース、競馬新聞、EastEnder(TV番組?)という大量生産されるウォータールー駅のようなレベルにまで、情け容赦しないという活力や多くの要因で純粋に勝ち取ってきたことに対して再考させられる、というベールを脱いだ。(ヘッドタウンでの愛という)テーマに沿い、胸が張り裂けそうなバラード、素晴らしいニューウェーブ、いたずら心溢れる曲のスタイルは、圧倒的なレベルに到達し始めた。みなこれを認めひざまずき、ブリットアワードを闊歩し、オアシスは圧倒させられる形になった。

満点

ベストトラック:Jubilee

 

THE GREAT ESCAPE

ブラーらしい第三章だ。ステファンストリートとデザインの魔術師スタイロ ロフという夢のスタジオキーマンが舵を取り、不可能を可能に変えていった。しかし何という常套句か。それが役に立てないほどブラーとオアシスの争いは陰りを見せ、さらなる社会文化的な(嫁はスワッピングしている)とEno-esque(ブライアン・イーノ作)の雰囲気とMadnessのような大物感を持って音楽的実験の賭け合わせた奇跡の一枚だ。

満点

ベストトラック:He Thought of cars

 

 

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ブリットポップ期までのアルバム・シングルレビュー集を見つけたので頑張って訳してみました。意訳かなり入ってますし、辞書に載ってない言葉がいっぱいあって大変でした。ちなみに、サブタイトルのJackanory とは子供向け番組のことのようです。後の文は雰囲気でわかって下されば幸いです。

個人的にセカンドがお気に入りです。イギリスらしいアルバムに仕上がってるのと、3rdほど完璧すぎなくて、まだ発展の余地を残しているあたりが好きです。サウンドが可愛らしい感じでノリも良くて好きです。でも、やっぱり完成度や評価的にはパークライフですな。

それにしても黄金期のデーモンは超イケメンですね!オアシスもルックスに妬いていたのもあるんでしょうな…。Boys and GirlsのMVなんて超ダサいのにメンバーのルックスでカバー。凄いです。

 

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シングル編は後日。

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