The Libertines/ Up The Bracket カールとピートによる曲解説 試訳
Vertigo
Pete(以下P):この曲は無実だろうと外からの影響から放蕩に溺れやすいかであろうと解決できないことについてだよ。これは、ヒッチコックの引用だって?まあ、ヒッチもコックも確かにあるけどさ、映画監督にはできないんだよ。
Death On The Stairs
Carl(以下C):まだ上手く演奏できないけど、お気に入りだ。楽しさ悲しさ両方兼ね備えてる。
P:この曲は、暗闇で泣き叫ぶ曲だよ。僕たちではないけどな。
Horrow Show
P:ヒーローとヘロイン、そして海辺の日々のことなんだ。明るい曲で、もし、気分が悪かったら、それからなにがしたっていったら苦しんでもがくだろ?横たわってゲロったら良いのさ。
Time For Heroes
C:これはただのおとぎばなし。ギターソロがこのアルバムの中で一番の出来なんだ。ヒーローって何だって?シド・ジェイムス、シド・バレット、シド・ヴィシャス、定番だけどな。
Boys In The Band
P:これはみんなで歌って欲しい盛り上がる曲だな。
Radio America
C:小さな夢だよ。アコースティックな楽器にダブルベース、カクテルドラムキットを使ったんだ。金掛かってるよ。
Up The Bracked
P:歌いだしのところで、苛立ちを叫んでるのは僕なんだ。一時間もスタジオにいたのに何もレコーディングできなかったんだから。
Tell The King
C:カワイイ曲だ。ジャーナリストについて誤解する歌詞だと受け取らないでくれ(歌詞訳:ジャーナリストみたいに/(事実でないことも)切り貼りしてでっちあげる)
The Boy Looked At Johnny
P:ああ!これはお気に入りだ!物凄くアガる曲だ。リフもいいのができたしね。これを聞くと喜びや笑いでいっぱいになるよ。
Begging
C:僕らの住んでたダルストンあたりのキッズについて書いたもっともハイになる曲だ。
The Good Old Days
P:軍隊の招集だな。ノスタルジックではない、古き良きない日々もないってことを言っているんだ。
C:唱え続けている曲だよ。バイキング(族)が目立たないように舟をこいでいるかのように聞こえる。
I Get Along
C:これも前からある盛り上がる曲だよ。"I Get Around"(歩き回る、上手くやりきる)って呼んでる奴もいる。かっこいいね。
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口語訳は難しいです。ぶっちゃけ自分でも訳しててよく分からないところもあります。意味を伝えるのは難しいなあと。いい勉強になりました。
リバティーンズの1stは今でもよく聴きます。勢いがあってかっこいいですし、カールのセクシーなvoとピートのヘロヘロボイスの掛け合いは見事です。タイトル曲Up The Brackedの出だしのKill me~でノックダウンでした。
ダルストンは、UKロック好きには是非押さえてほしいところです。リバティーンズにもいたRazorlightのジョニー(The Boy Looked at Johnnyのジョニー。今何してるんだろう・・・)も曲にしてます。他は書ききれないのでwiki参照で(と言って逃げるw)
私が留学してた頃、ピートはThe Sunの一面になったりとそれはもうスキャンダラスでした。ドラッグ問題やらケイト・モスとの交際やら色々。ぶっちゃけ話題性で持っていた部分はあるとは思いますが、それ以上に音楽もかっこよかった。2ndもお勧めです。
もう一度、こういうバンドが登場してほしいと思っている今日この頃です。