Pearl/ Chapterhouse 試訳
Beautiful girl
Daughter of yellow
Mother of pearl
She gave me the time
Then she just left me
I thought she was mine
Coolest blue, fire world
Change her mind
Sacred child
Daughter of yellow
Mother of pearl
I gave her my soul
Those delicate hours
She lost control
Green deep sea
She knows what she means to me
Will her heart ever burn anymore
Turn me upside down
I've got to satisfy my soul
Satisfy my soul
Supergrass/ I Should Coco レビュー NME 1995年5月13日号 試訳
Supergrass/ I Should Coco レビュー NME 1995年5月13日号 試訳
皆生きていたい。今現在の外から入ってくる音楽は、自殺や自傷行為への流行に反抗するかのように作られている。
お望みの考えだと?エラスティカのアルバムは、傲慢な態度と安っぽいスリル感あふれる超速球で一位を取り、オアシスはうかつにもシングルチャートを制し、ブラーの生意気な奴らもParklifeがまだ人気だからとシングルのリリースを延期した。
時間通りに、スーパーグラスはやってきた。"I should Coco"は日光浴しているようだ。学生最後の日のようだ。マリファナタバコが効き始めたときのようだ。不安?こいつがトラウマを作るのに取り払ってくれるのには十分な存在だ。奴らは未発見の素晴らしき新世界へと大急ぎでいざなってくれる。
"I Should Coco"に入っている若者世代の不安は音割れのようなスーパーグラスの純粋な熱意によるエネルギーに変えてくれる。『金を得て/チャリに乗って/野原に出て/ズッコケて/でも、大丈夫』この歌詞は、心配ごとによって若さへの無限性を混じり気なく表現している。スーパーグラスは、必然的な結果が起こした神がかったバンドで、彼ら自身のはじけられない泡のような冒険心のような存在だ。
メンバーのギャズは、10代でいくら若くしてこれを作ったとしても、危険でありながら重要でもある。スーパーグラスは紛れもなく次世代のダンスブームギターバンドだ。ブラーやオアシスやほかの連中が先にレイブにのっていたとしても。しかし、スーパーグラスは、クラスの後ろでシャツにインクをたらし、倉庫でのダンスパーティを始めた。彼らは他のレコード収集と賢い選択の両方を選んだ。
無意識的に、The Whoのダイナミックさ('Lenny'は若き日のTownshendとMoonの争いを描いているよう)や、The Beatlesのメロディ('Sofa(of my lethargy)'はノルウェーの森のエコーがあり、'Time'は傲慢にもLennonの失われた素晴らしいリフを4番手として引き継いでおり、Small Facesに似た騒がしい兄弟性を惹きつけている。スーパーグラスは、昔の経験を抱き合わせているかのようだ。
'Lose It'と'She's So Loose'のにんまりさせてくれるようなコーラスは、パンク精神の出現方法であり、'Mansize Rooster'は、MadnessやBowieがとった方法であり、'We're Not Supposed To'は、文字通り、シド・バレットに向けられたヘリウムを吸ったような声のオマージュは、音楽を全体で愛で包むバンドの特徴であり、我々の耳をかき鳴らしてくれるだろう。彼らの受けた影響は、単にそういったものをまとめただけでなく、’revolver'や'Hunky Dory'、'Piper At The Gate Of Dawn'の多くのパートが書きあつめられ、拾われ、構築された特徴として取り入れられて作られた。
スーパーグラスは、ここ10年バンドをやっているにもかかわらず、新しいゲームへとスリルと熱狂で燃え上がっている。奴らが何を起こしたか見てきた。The Jennifers(スーパーグラスの前身バンド)が彼らの陰にあり、それはもう埋められ、送り返された。
'I Should Coco'には嘘も偽りもない。これは世界やルールと直面し、理解不能にさせてくれるものだ。
由緒ある、すべての良きバンドの中で、スーパーグラスは、彼らの信念を貫き、アンセムを描いた。代表曲'Alright'は、'Satisfaction'で、'My Generation'、'Lazy Sunday'だ。多数の人と関係を寝て一大事も起こさず、モーターが動き、生き生きさせてくれる生きることへの喜びのジェットコースターだ。
地理の先生が、君の酔っぱらった(らりった)間抜け面を洗うよう言うように、ギャズの風変わりな派手なギターは2倍になる。彼らが言えば言うほど、君は笑顔になる。その瞬間こそ、スーパーグラスだ。この変人どもは地球の遺伝子を受け継いでいる。
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NMEの記者の愛が伝わるレビューをお送りしました。60年代のバンドがちらほら出てきますが、それほど期待も大きかったのでしょう。
わたしもこのアルバムは、リアルタイム世代ではないのですが、学生時代はよく聴きました。猿人系のルックスなんですけど、なんか可愛いですよ彼ら。若さだけで物凄い勢いで作られたバンドと思いきや、ブリットポップ期のバンドとしてはよく続いた素晴らしいバンドでした。
Alrightは名曲。若いって良い物です。いろんなことにチャレンジしておけばよかったと歌詞を見ながら思っています。あと、Alright繋がりで、ブリットポップ期に登場したThe La'sのメンバーが組んだCastのAlrightも良いのでこちらも是非。
10代に出会いたい素晴らしいアルバムの一つです。それ以上の年齢の方でも、これを聞くと元気が出てくるはずです!
Blur 1996年までの作品全解説 シングル編 Q Magazine 1996年 3月号 試訳
①She's so high
シューゲイザーの流行を棚上げにしたボウルみたいな髪型をした彼らのデビュー作。
3点
②There's no other way
時代を感じさせない柔和でファンキーな彼らの初めての名曲。鳴り響くルネッサンスを愉しめる。
4点
③Bang
"There Goes Another Day"スタイルの郊外のニヒリズムは再び自慰的なリフと当時の典型的なデーモンの冷笑を関連付けさせている。
3点
④Popscene
チャートでは検討しなかった(32位どまり)とは裏腹に、スピード感あふれるニューウェーブの印象を与え、今になって再評価された。
4点
⑤For Tomorrow
(バンドとしての)キャリアは、ラーラーラーと口ずさんで勇敢にも物哀しいファンファーレとして蘇る。
5点
⑥Chemical World
モックニー(コックニーのまね)の影響とキンクスの影響下でそこそこのヒットとなった(28位)
3点
⑦Sunday Sunday
バンドのスタイルの青写真は、より陽気でふざけた遊び心を確立した。(B面にSeymour収録)
3点
⑧Girls & Boys
5位に上り詰めた女に見える男というテーマを持って、シンセとともにコスタデルソルでの休みの悲壮を歌い上げる。
4点
⑨To The End
バラードでも頂点に達したという名声を得て、ブラーは(出来る限り、皮肉的な意味ではなく)低めの輝かしいミラーボールとして、家の中で泣くような曲だと注目された。
4点
⑩
Parklife
近くにいるビール臭い奴が、フィル・ダニエルスの演技の”休憩”とポップス性の広がりを見せて終えるという超大作。
5点
⑪End Of Century
アルバム『パークライフ』の最後の締めくくりのヒットは、耐えがたいコミュニティへの抑揚のなさ全てに向けられている。
4点
⑫Country House
間違ったプロモーションにもかかわらず、騒々しい新しいキャンペーンはトップに返り咲いた。
3点
⑬The Universal
陰鬱なプロザック中毒の隠された意味は、ブラーの美しくも病的なラヴソングとなった。
5点
⑭ロンドン郊外に刺激されて、心配されていたアルバム最初の曲(ファーストシングルになる予定もあったそう)は、嫌々日の目を浴びることとなる。
2点
番外:Special Collectors Edition
ファンなら興味をそそる、全B面集。(日本盤のみ)
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Surburbanって単語の意味は直訳で(ロンドン)郊外と訳しています。辞書に載ってない単語もチラホラありました。なのでしんどかったです。
ブラーは名曲揃いです。初期はシューゲイザーですな(マイブラ、ダイナソーJr.、ジザメリという豪華な面子でツアーもしてた)そして、ブリットポップを生かし殺したのもこの人ら張本人だと思っています。
いくつかMV貼ってみました。There's no other wayのMVはいつみても意味不明です。個人的にChemical Worldが好きです。ポップ性はブラーのほうが強いし、イギリスならではの皮肉った歌詞も良いです。そして、メンバー顔かっこいいしw
これからブラー聴きたい人は是非♪